ついこの間、夏至を迎えたと思ったのにもう9月ですね。季節が移っていきますね。
9月のホロスコープでは、いよいよ逆行中の冥王星が2日に山羊座に戻り、私たちにとって最後の山羊座冥王星期間を迎え、この16年の総仕上げをしていきます。
山羊座は権威やヒエラルキー、組織、伝統などを司ります。
一方11月20日から冥王星が進む水瓶座は、個性、自由、自立、平等、ネットワークなど山羊座とは真逆のテーマを持ちます。
9月から11月下旬までは、その後の水瓶座冥王星時代に向けて、権威やヒエラルキーといった山羊座のテーマに関する自身の意識の破壊と再生の時間となりそうです。
2024年9月の主な星のめぐり
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2日 天王星が逆行へ～1/31
2日 冥王星が山羊座へ～11/20
3日 乙女座新月
5日 火星が蟹座へ～11/4
9日 水星が乙女座へ
18日 魚座新月・部分月蝕
22日 秋分★太陽が天秤座へ～10/23
23日 金星が蠍座へ～10/18
26日 水星が天秤座へ～10/14
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2日に天王星が逆行を始めると、土星、天王星、海王星、冥王星の4天体が逆行となり、内的な見直しが進んでいきます。
天王星は来年7月に双子座へ入るので、牡牛座での逆行はこれが最後です。2018年からジワジワと変革してきた（自己）価値観の最後の見直し時間です。
出生図で牡牛座・蠍座・獅子座・水瓶座の27度付近に天体やアングルがある方は、突然の変化を感じることがあるかもしれません。
ちなみに去年の天王星逆行は、私の出生図の水星＠10ハウスの真上で始まったのですが、逆行前日に契約に関する突然の変化が訪れてびっくりした経験があります。
天王星のもたらす変化は突然ですが、それは結果的には自分にとってより良い方向へ行くための変化なので、もし今回の逆行前後で変化が訪れた際はそのことを忘れずにいられるとよさそうです。
9月後半からは、影響の強い月蝕シーズンへと突入していきます。
2024年9月3日の乙女座新月
9月3日の乙女座新月は、社会での肩書き・居場所、社会的な目標、キャリアなどの10ハウスで起こります。
乙女座太陽・月の向かいには魚座土星(4ハウス)が在り、土星は7ハウスの双子座木星と葛藤の関係にあります。
先日の水瓶座満月で、仕事やプライベートで慣れ親しんできた関係や契約、ネットワークから自立していく流れが見えてきて、
この新月でこれまでの環境、やり方ではうまく進まなかったことは軌道修正し、社会での新しい役割・居場所を追求し見い出していくタイムライン。
また自身が担う社会的な役割の中から、不要になったものを調整、整理していく人も。
新月の前日に天王星が逆行した直後なので、自分が生まれ持った資質や才能、経験的な資産を改めて見直すことが、新しい役割を見い出すのに役立つかもしれません。
心の拠り所となる場所や家、親しい人たちとの関係を安定させたり自身の心の癒しを深めることで、これから担う役割や居場所が明確になる人もいそうです。
2024年9月18日の魚座満月＆部分月蝕
9月18日の魚座満月＆部分月蝕は、家、家族、心休まる居場所、心の拠り所の4ハウスで起こります。
月蝕は半年ほど影響を及ぼす満月のパワフル版です。
この月蝕では、乙女座太陽、山羊座冥王星、牡牛座天王星による地のグランドトラインを、太陽と向き合う魚座の月が貫くカイトを形成しています。
太陽は人生の方向性を表す“MC”と、月は心の拠り所を表す“IC”とピッタリ重なっているのが特徴的です。
また7ハウスの双子座木星が、満月ラインと水星・土星ラインとダブルで葛藤の配置にあり、柔軟宮のTスクエアが２つできています。
この月蝕では、目の前の状況や思考の変化に柔軟に対応したり、強い迷いを抱えながらも、今後の自身らしい在り方や心の軸、心が休まる拠り所を見い出すタイムライン。
最後の星座である魚座の最終グループの度数で起こる月蝕なので、次の新しいサイクルに向けて自身の根底にある目的を明確にし、これまでの環境や絆から独立していくようです。
これまでの環境から離れることは、先日の水瓶座満月とも重複するテーマです。
8・9月は、“これまで”の環境・関係から“今後”への転換点となっているように感じます。この月蝕から半年の間に、大きな決断をする人もいそうです。
2024年9月22日の秋分のホロスコープ
そして9月22日には太陽が天秤座へ入り、秋分を迎えます。秋分図は、冬至までの３ヵ月の流れを表します。
秋分図では太陽が4ハウスの終わりにあって、双子座月・牡牛座天王星、山羊座冥王星とグランドトライン（正三角形）を形成し、10ハウスの魚座海王星が軸のカイトができています。
また山羊座冥王星と葛藤の関係にある天秤座金星を頂点とした、魚座海王星と牡牛座天王星によるヨッドができているのも特徴的です。
金星と冥王星がピッタリ葛藤しているので、秋分の頃はこれまで好きだったコト・人への気持ちの変化を感じることもあるかもしれません。
秋分からの３ヵ月は、社会で理想を実現したり自身の創造性を社会で発揮するために、さまざまな人と協業したり、美的センスや社交性を活かせる居場所を見い出す or 築いていくタイムライン。
美的センスをクリエイションに活かして、自己表現が活性化していく人もいそうです。
生まれ持った才能や五感、審美眼を理想の実現や創造性の発揮に活かし、自身が納得する美しいものを生み出したり、さまざまな人と調和した関係を構築しようと訓練を重ねていくようです。
9月23日に金星が蠍座に入ると感情・感受性の水星座に4天体となり、いつもより感受性が豊かになります。5日から火星も水の蟹座に在るので、怒りを溜めて身近な人に当たらぬよう気をつけていきたい時です。
9月は8月に感じた方向転換を受けて、“これまで”の環境から“これから”に向け移行を進めていく時間となりそうです。
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